マツエクサロン開業で準備すべき資金や書類について解説
tonomaru-blog美容室をオープンするためには、かなりの開業資金や準備が必要です。マツエクサロンなら、もっと手軽にオープンできるため、開業を検討している方も増えています。
今回は、マツエクサロンの開業のためにはいくら資金が必要か、書類は何を用意すればいいのか、など、マツエクサロン開業のノウハウをご説明していきます。マツエクサロンの開業をご検討中の方は参考になさってください。
マツエクサロン開業で必要な資金や届け出について
マツエクサロンを開業するためには、資金の内訳を計算して調達することと、届け出をしておく必要があります。
この2つをクリアしておけばオープン自体は難しくありません。マツエクサロンを、自宅もしくはマンションで開業することを前提に、ご説明いたします。
マツエクサロン開業資金の目安は50万円〜100万円
下記が、マツエクサロンの開業にかかる費用の内容です。
- ・内装費
- ・家賃
- ・マツエクに必要な道具類の準備
- ・マツエク専用ソファや家具類
- ・そのほか開業の認可を取るための雑費
この中でもっともウエイトを占めるのが家具を含めた内装費用です。内装費用にいくらかけるかで開業資金は大きく変わってくるため、資金を抑えたい場合は内装費用を削る方が多いようです。
しかし、マツエクサロンは美しくなるためのサロンです。おしゃれで素敵な空間でなければ顧客は付きません。お客様から見える部分の内装費用は削らず、内装費は成功のための投資として、ほかの部分で節約するのが正解です。
マツエクサロン開業資金の調達方法
マツエクサロンの開業で自己資金がない場合は、下記が一般的な調達方法です。
- ・親族から借りる
- ・日本政策金融公庫に融資を申し込む
50万円程度であればカード会社のローンを利用するという方法もありますが、カード会社の利息は非常に高額なのでオススメできません。
できれば親族から借りる。それが無理な場合や、資金不足になるのであれば、無担保無保証で低金利の日本政策金融公庫から融資を受けるのが、もっともリスクの少ない資金調達方法になります。
マツエクサロン開業に必要な届け出は保健所だけ
意外かもしれませんが、マツエクサロンの開業で必要なのは保健所からの営業許可です。保健所に美容所開設届という書類を提出し、立ち会い検査を行って合格がもらえれば開業認可が下ります。
保健所の立ち会い検査でチェックされるポイントは、管轄する自治体の保健所によって基準が異なることもあります。確実に必要な設備を準備しておきたい場合は保健所に出向いて細かく聞いておくのがベストです。
もし時間がないようであれば、ホームページをチェックし、基準に適した設備を準備しておきましょう。
マツエクサロン開業の流れを把握しておこう
マツエクサロンの開業は特に難しいことはありません。流れを把握しておけばスムーズに進められます。
- 1. 開業場所を決める
- 2. 内装業者と打ち合わせをして必要な資金を算出する
- 3. 資金を調達して保健所の基準に合わせた内装にする
- 4. 保健所から開業許可を取る
- 5. マツエクサロン開業に必要なものを用意する
- 6. 宣伝広告媒体を決めて実施する
以上がマツエクサロン開業の大まかな流れになります。
この中で時間をかけてしっかり打ち合わせをする必要があるのが内装です。安っぽい内装やセンスの悪いインテリアでは、どんなに技術があってもリピーターは増えません。マツエクサロンには非日常空間を求めている人が大半ですから、ハイセンスな内装を心がけましょう。
内装が決まれば資金も算出できます。保健所申請や道具を揃えるのに時間はかかりません。内装業者選びに重点を置き、オープンスケジュールを組んでおきましょう。
リラックスできる空間作りがマツエクサロン成功のポイント
美容師の資格さえあれば開業ハードルも高くないマツエクサロンは、市場も右肩上がりでこれからどんどん増えていくことが考えられます。
顧客を定着させるには、技術プラスαの魅力が必要です。開業資金では、内装費を削らず、お客様がリラックスできる素敵な空間作りをしておくことが成功のポイントです。
