内装を3Dシミュレーションできるサービスまとめ

3Dで内装をシミュレーションすれば失敗なし！

3Dシミュレーションとは

仮想の3次元空間内に3Dデータで作成した物体を配置してリアルなレイアウトや動作を再現する技術のことです。内装の3Dシミュレーションでは、物件を再現し、そこに家具やインテリアを配置、壁紙や床などのイメージを作り出すことができます。「こんなイメージじゃなかった」や「家具の配置がむずかしい」などの問題点を納得いくまで試すことができる画期的な技術といえます。3Dシミュレーター通りに進めていくことで希望にかなった内装を仕上げることができます。

3Dシミュレーションのメリット

3Dシミュレーションを導入するメリットについてみていきたいと思います。3Dシミュレーションを使用することで、コストのかかるやり直しを回避することができます。

イメージが伝わりやすい

2次元の平面図の情報だけでは、立体的な製品をイメージするのに限界があります。平面図で製品の情報を共有する場合に起こりがちなのはそれぞれの、イメージにズレが生じることです。しかしそれらが立体に3次元で再現されることで見たままの形状を全員が同じイメージとして認識することができます。

3Dシミュレーションによって外観や、サイズまでリアルに伝えることが最も大きなメリットといえるでしょう。平面的なカタログだけでは伝わらない全体像などを伝えることができるので認識の違いといったリスクを避けることができます。

トラブルを想定しやすい

イメージしていた内装を3Dシミュレーションしてみたところ、設計や製造上、設置できないことが判明したり、いいと思っていたものが意外にも合わなかったりといったトラブルが発生しないかどうかを予測することができます。

コストがかからない

壁紙の色を何度変えても、床の材質を変えても、家具を入れ替えても3シミュレーションであればコストがかかることはありません。気のすむまで、壁紙や床家具などを置き換えることができるのです。シミュレーション上でおこなうため、設計やテストのサイクルも短縮することができます。試作品が必要な場合でもそれらを3Dシミュレーションすることで、回数や費用を抑えることができます。

実物がないものでも伝わりやすい

VRを使用した映像で商品のセットをリアルに再現し、スマホなどで確認可能なプラットフォームの閲覧用URLをメールで送信することも可能です。本物の商品が見られない場合や非対面でも伝わりやすい提案をおこなうことができるのです。

内装を3Dシミュレーションできるサービスまとめ

どのような壁がいいのか、どの程度の家具が入るのか、色々なこと3Dシミュレーションで試してみましょう。

マイルーム3D

インテリアショップa.flatオリジナルの3Dシミュレーションソフトです。ダウンロードは不要で、誰でも無料で利用可能となっています。基本の形を変更することができ、より現実的にシミュレーションすることができます。

Live Home 3D

部屋のテンプレートが用意されているため、家具配置シミュレーションが初めての方でも手軽にレイアウトを楽しめるのが魅力です。海外デザインの家具から和風の家具まで豊富に備わっているので、イメージに合った家具を配置することができます。

Crastina

シンプル＆モダン家具のインテリアショップのサイトです。無料コンテンツとして、3Dインテリアシミュレーションが用意されています。室内に家具を配置した際に具体的なイメージができるように提案されているものです。

LDKデザインシミュレーター

住宅設備機器業界最大手LIXILの3Dシミュレーターです。代表的な空間4つの中から、好みのものを選んでいくスタイルとなっています。自身で部屋を作成したりする必要がないため手軽に利用できます。

Unico

トレンドやニーズを取り入れたオリジナルの家具やファブリック、セレクト雑貨などを取り扱うUnicoが提供している3Dシミュレーションです。自宅でも店頭でも試すことができて便利です。操作性もよく、見やすい画面となっています。

RoomCo AR

ダウンロードが必要です。服の試着感覚で部屋と家具の相性を確かめられる家具配置シミュレーションアプリで、Francfranc、unico、無印良品、ニトリなど、20種類以上のインテリアブランドの家具をAR上で試すことができます。

まとめ

内装はなかなか変えることができないため、慎重に選択する必要があります。しかし、3Dでシミュレーションすることでイメージしやすくなり、とんでもなく大きな失敗をすることを避けることができます。無料で使えるサービスから、簡単手軽にお試しできるサービスまでさまざまあります。一度つかってみると分かりやすいかもしれません。